常磐線全線開通110年 年表付き入場券発売
(2008年7月22日 茨城新聞)
■来月23日からイベント
JR東日本水戸支社は、JR常磐線の全線開通110周年を記念したイベントを展開する。8月23日に常磐線の歴史をつづった記念入場券を発売し、24日にはミステリー列車の旅を企画したほか、謝恩旅行商品の販売やスタンプラリーなども行う。
■ミステリー列車運行も
常磐線は1898(明治31)年8月23日に小高−久ノ浜駅間の開業で全線が開通。当初は常磐炭鉱の石炭輸送が主な目的だったが、近年では都内への通勤、レジャーの足として移り変わってきた。
来月23日にはJR水戸駅改札前でNHK児童合唱団の記念コンサートを開催。同日から発売する記念入場券は、常磐線の歩みを記した年表と車両や駅舎の写真を組み合わせた台紙付きで、1800部を発行。土浦、水戸、日立、いわき、原ノ町、仙台の六駅で一冊1100円で販売する。
事前に行く先を知らせないミステリー列車の旅は翌24日、いわき−取手駅間の18駅から乗車でき、日帰り旅行を楽しめる。往復乗車券と入場券、弁当付きで水戸駅からの場合、大人8500円、中高生8000円、子ども5500円。2人から申し込みを受け付け、定員は300人。
また、110周年謝恩ツアーとして、「スパリゾートハワイアンズで過ごす一日」と「鉄道博物館日帰りの旅」を9月30日まで販売。いずれも二人以上の申し込みで、往復乗車券や入場券などがセットされ、水戸駅からの利用はスパリゾートハワイアンズが大人7400円、子ども4300円、鉄道博物館が大人7000円、中高生6500円、子ども4000円。
8月23日から11月30日まで実施されるスタンプラリーは、牛久、土浦、石岡、友部、水戸、勝田、日立、高萩など14駅に設けられたスタンプのうち4個集めて応募すると、抽選で110人に記念の懐中時計(3人)や旧国鉄時代の乗務員バッグ(7人)、記念キーホルダー(100人)が当たる。
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posted by train news at 13:07
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