国交省
アジア共通IC乗車券
福岡で今秋にも実験
(2008年3月25日 フジサンケイ
ビジネスアイ)
アジア各都市で共通して使えるICカード乗車券が今春中にも開発・製造され、
福岡市やアジア各都市で官民共同による実証実験が今秋にもスタートすることになった。国土交通省の官民検討会が24日、2009年度以降の実用化に向けた施策などの最終報告書をまとめた。
共通ICカード乗車券の実用化は
観光立国を目指す政府の重点施策の一環。1枚のICカード乗車券で交通機関や
宿泊施設、
飲食店などの支払いができる仕組みを整備することで旅行者の利便性を高め、日本への観光客増加やアジア地域での人的交流の拡大を図るのが狙い。
ICカード乗車券はあらかじめ入金しておけば、
現金がなくても電車やバスなどの交通機関に乗れ、
買い物もできるというもの。国内ではJR東日本の「Suica(スイカ)」などが普及しているが、各国で使われるIC乗車券は通信方式の規格などが異なるため、相互利用ができない。
最終報告では、旅行先でも現地通貨を入金して国内同様に使えるようにするため、違った規格の通信方式でも対応できる共通ICカード乗車券を開発、既存の改札機を活用したサービスの提供を実現するとした。
通貨の両替などの課題が残るため、導入当初は1枚のICカード乗車券に国ごとに入金する方式にとどめるが、「将来的には自動両替機能を持たせるようにしたい」(国交省)という。
また、共通ICカード乗車券の実験地に福岡市、関西地域の都市やシンガポールや香港などを選定。今春には各国のカード事業者らでつくるワーキンググループで共同ICカード乗車券を開発・製造、今秋をめどに駅での公開実験を行う。
さらに、北京五輪にあわせ、日本から北京市に向かう旅行者に現地のICカード乗車券を配布し、相互に利便性を検証実験や、韓国人旅行者に
クレジットカードで後払い精算するICカード乗車券を日本の交通機関を利用してもらう実験などを20年度内に実施することも盛り込んだ。
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posted by train news at 11:49
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