東北新幹線を最高320キロ運行に、
航空機との市場競争で
(2007年7月26日 読売新聞)
JR東日本は、
2010年度中に予定されている東北新幹線の
青森までの延伸に伴い、
新幹線の営業運転時の最高速度を、現在の時速275キロから大幅に引き上げる方針を固めた。
新しい最高速度は時速320キロ前後になる見込みで、近く正式に決定する。
国内の
鉄道での最高営業速度は
山陽新幹線でJR西日本などの一部車両が出している時速300キロで、実現すれば1997年以来の更新となる。
現在、東北新幹線は「はやて」が
東京―八戸間を最短2時間56分で結んでいる。最高速度が275キロのままの場合、走行距離が約80キロ延びる東京―新青森間の所要時間は3時間25分前後になる。JR東では最高速度の引き上げで3時間程度に抑え、航空機との輸送シェア争いを優位に進めたい考えだ。実現に向け、新型車両の開発にも着手する。
JR東は05年、時速360キロでの営業運転を目標に掲げ、新型の試験用車両を導入。沿線の騒音対策やブレーキの制動力、架線や線路の耐久性に与える影響などについて走行試験を重ねている。
これまでの試験の結果、騒音対策で目標値を達成できない項目があることなどから、360キロでの営業運転は当面難しいと判断。まずは320キロ前後での営業運転を目指すことにした。
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JR東日本、最速300キロ台前半に=東北新幹線、青森延伸で
(2007年7月26日 時事通信)
JR東日本が、2010年度末の東北新幹線青森延伸に合わせ、営業最高速度を現在の時速275キロから300キロ台前半に引き上げる方向で検討に入ったことが26日、明らかになった。東海道・山陽新幹線の300キロを上回り、東京―新青森間(約675キロ)が約3時間で結ばれることになる。
JR東日本は05年、360キロの営業運転を目指して試験車両を導入。走行試験を実施してきたが、騒音やメンテナンス費用を勘案し、最高速度は300キロ台前半が妥当と判断した。今後、新型の営業車両発注に向けて、具体的仕様を詰める。
新幹線の営業最高速度更新は、1997年に登場した東海道・山陽新幹線の「500系」以来となる。世界最速は
フランスの「TGV」が今年6月から始めた320キロ。
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