京阪電気鉄道- 京津線を延長 太秦天神川まで乗り入れ−−来年1月
(2007年7月21日:毎日新聞)
京阪電気鉄道は、来年1月の京都市営地下鉄東西線・二条―太秦天神川間(2・4キロ)の延伸開業と同時に、現在は浜大津方面(大津市)から京都市役所前で折り返している京津線の乗り入れ区間を、太秦天神川まで延長することで基本合意した。京福嵐山線との連絡により、人気の観光スポットである嵐山と琵琶湖を電車で直結するルートができ、観光振興につながると期待している。
6月就任の上田成之助新社長が毎日新聞のインタビューに答えた。京津線は現在、御陵(みささぎ)から、三条京阪より1駅西の市役所前まで東西線に乗り入れ。それ以上の延長には電力設備の増強などが必要だとしてこれまで、地下鉄烏丸線やJR山陰線と接続する烏丸御池や二条までは直通運転していなかったが、同設備増強にめどがたつなどしたという。
上田社長は「東山と嵐山という京都の二大観光スポットが鉄道によって東西で結ばれ、飛躍的に利便性が向上する」と強調した。
企業規模拡大に意欲=中之島線、延伸も−上田京阪電社長
(2007年7月20日:時事通信)
6月に就任した京阪電気鉄道の上田成之助社長は20日、インタビューに応じ、「ひと回り大きな会社づくりに取り組みたい」と述べ、企業規模の拡大に意欲を示した。大阪市のビジネス街を東西につなぐ「中之島線」(天満橋駅〜中之島駅=2008年度に開通予定)の延伸も「選択肢の一つ」と語った。
同社長は、中之島線について「初年度数十億円の売上高増を見込める」と指摘。今後、 JR西日本と阪神電鉄の両社が乗り入れている西九条駅(大阪市此花区)まで延伸することについては、「開通後の業容を見極めつつ、検討していく」と語った。
同社長はまた「JR京都駅から東福寺駅を経由して京阪沿線に乗り換えれば、渋滞に巻き込まれず京都観光ができることをもっと強調したい」と話し、今後、 JR西日本・東海両社にPR策での連携・協力を要請していく考えも示した。
posted by train news at 15:01
|
Comment(1)
|
TrackBack(0)
|
廃線/新設