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08年03月18日

【小坂鉄道】事業休止へ。そのまま廃止も。

小坂鉄道が事業休止へ 秋田・小坂
(2008年03月18日 河北新報)

 非鉄製錬業の小坂製錬(秋田県小坂町)は17日、貨物機関車を運行している小坂鉄道の事業を、4月から休止すると発表した。同日、東北運輸局に事業休止届を提出した。
 小坂鉄道は小坂―大館間の22.3キロ。鉱石の製錬によって生じる濃硫酸をタンク貨車で運搬していたが、4月から濃硫酸が製造されない新型炉を本格稼働するため、運行休止を決めた。
 同社は、事業の休止期間を2009年3月末までの1年間として運輸局に届け出たが、輸送する新たな貨物が見つからない場合、路線の廃止も含めて検討する方針。
 小坂鉄道は、小坂鉱山の鉱石運搬のため、1908年に運行を開始。翌年から94年までは旅客列車も運行し、地元住民や鉄道ファンらに親しまれた。



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08年03月14日

【JR西日本】おおさか東線開業。事業費回収まで47年。。

悲願60年、15日に部分開業 JRおおさか東線
(2008年03月14日 asahi.com)

 大阪府東部を南北に走るJRおおさか東線が15日、放出(はなてん)(大阪市鶴見区)―久宝寺(大阪府八尾市)の約9.2キロで部分開業する。地元の運動から60年、関西のJRでは東西線以来11年ぶりの新線になる。JR西日本や沿線自治体は「奈良と大阪・梅田方面のアクセスが便利になる」と期待を込める。だが、短縮される時間は5分程度。来春にはライバルの私鉄が近鉄奈良―阪神三宮間で直通運転を始める。新線の収支見込みは厳しく、総額約1200億円の事業費を回収できるのは、早くて半世紀近く先になる。
 部分開業後、朝夕のラッシュ時に奈良―北新地間を、銀色の車両が走る。新線の目玉「直通快速」だ。大和路線とおおさか東線、学研都市線などを経由し、奈良と尼崎の間を1日4往復する。
 これまで奈良から大阪・梅田方面へは、JR大和路線から大阪環状線の西九条方面に乗り入れる快速を利用するか、近鉄から環状線や地下鉄に乗り継ぐ必要があった。
 「直通快速」になれば、同時間帯の現在の快速より所要時間が5分前後短縮される。JR西日本は「奈良からの通勤がさらに便利になり、需要喚起につながる」と期待する。
 だが、奈良での関心はいま一つ。「朝夕4本では大きなメリットとまで言えるかどうか」(奈良市都市計画課)。
 競合する近鉄は、おおさか東線へ乗客が移ることで年間約1億円の減収と試算する。同社によると、奈良―大阪間の近鉄とJRの輸送人員は3.5対1(04年度)で、「経営に大きな影響はない」と受け止める。来春には阪神西大阪線延伸に伴って、近鉄と阪神が近鉄奈良―阪神三宮間で相互直通運転を始める。
 4年後、おおさか東線が全線開業して奈良―新大阪間がレールで結ばれるが、直通電車を走らせるかは決まっていない。

 ■厳しい収支
 おおさか東線の放出―久宝寺間の沿線は工場地帯。四つの新駅を抱える東大阪市の政策推進室は「長年の悲願。乗り換えが必要とはいえ、既存の私鉄や地下鉄より梅田方面に早く行ける」と喜ぶ。これまで近鉄長瀬駅からJR環状線に乗り換えて梅田方面に行く運賃は計370円だったが、開業後は210円になる。
 JR久宝寺駅の南側では、大型商業施設やマンションが入る高層ビル2棟の建設も進んでいる。
 大阪府吹田市と大阪市南部を結ぶ旧国鉄城東貨物線の旅客路線化を求め、沿線自治体が国会への請願などを始めたのは1950年ごろ。だが、60〜70年代に国鉄が大阪環状線建設など都市部の輸送力増強を優先する間に財政難が深刻化し、需要が比較的少ないとみられた同線は後回しにされてきた。
 民営化後の99年にようやく着工。総事業費は南半分の放出―久宝寺間で約550億円、全線で約1200億円にのぼる。南半分で乗客を1日約3万6千人と見込み、事業費の償還は全線開業から43年後になる予定だ。用地買収の遅れなどで04年に全線同時開業を断念した。
 斎藤峻彦・近畿大教授(交通経済学)は「鉄道は都心と郊外を放射状に結んでこそ最大限に効果を発揮するが、関西は地域振興などから、郊外を結ぶ環状路線の要望が強い。まさに、おおさか東線は郊外と郊外を結ぶ“環状”路線。ダイヤの面などで大阪中心部に向かう需要をうまく取り込めるかがかぎになる」と話す。



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【平成筑豊鉄道】門司港地区に観光列車を申請

門司港地区に観光列車、平成筑豊鉄道と北九州市が共同申請
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08031402.htm
(2008/3/14 読売新聞)

 福岡県などが出資する第3セクター「平成筑豊鉄道」(本社・福岡県福智町)と北九州市は13日、同市の門司港周辺を巡るトロッコ列車「門司港レトロ観光列車」の事業許可を九州運輸局(福岡市)に共同申請した。
 観光目的に限定して許可基準が緩和される特定目的鉄道で、同市によると、常設の鉄道では全国初の申請という。
 関門地域の観光活性化を目的に、JR門司港駅そばから和布刈(めかり)公園を結ぶ約2キロの単線に計4駅を設置。運行開始は2009年度中の予定。運行開始までの事業費は約3億円を見込んでいる。
 列車は、トロッコ客車2両の前後にディーゼル機関車を連結した4両編成で、最大80人が乗車出来る。長崎県の島原鉄道が使っていた客車と、熊本県の南阿蘇鉄道が使っていた機関車をそれぞれ購入する予定。
 運行期間は、3〜11月の週末や祝日、春・夏休みの計130日間の計画。同市が線路や駅舎などを所有し、平成筑豊鉄道が市から最大1000万円の助成を受けて運営を担う。




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08年03月12日

青函トンネル20周年。6月から北海道新幹線用の線路敷設工事が開始!

青函トンネル:あす開業20年 新幹線対応、進む準備
(2008年3月12日 毎日新聞)

 世界最長の青函トンネル(53・85キロ)が開業して13日で20年。難工事の末に北海道と本州を結んだ地底の動脈は現在、北海道新幹線のルートとして再び大がかりな工事が進んでいる。新たな歴史を刻もうとしている青函の「今」を見た。
 津軽海峡を望む渡島管内福島町の吉岡斜坑(1210メートル)。ケーブルカーに乗って斜度14度の坑道をゆっくりと下りた。
 「ここは水面下283メートル、トンネル最深部です」。JR北海道青函トンネル工務所吉岡管理室の高橋正晴助役(49)が指さす先に川が音を立てて流れていた。分厚いコンクリート壁から染み出す、塩分を含んだ地下水は毎分約20トン。吉岡と竜飛(青森県外ケ浜町)の排水基地には毎分12トンの排水能力を持つポンプ計10台が置かれ、地底からほぼ水平に伸びる先進導坑には異常出水に備える大型水門がある。かつて作業員を悩ませた水との戦いは、今も続いている。
 先進導坑から連絡坑道を通ると本坑へ。当初から新幹線仕様に設計されていた本坑は幅9・7メートル、高さ7・85メートルあり、3階建ての建物がすっぽりと入る。本坑と作業車の待避坑が合流する横取基地では新幹線工事の準備作業が始まっていた。6月には、今の在来線レールの外側に新幹線用レールを敷く工事が始まる予定だ。
 トンネル建設の契機になったのは、青函連絡船「洞爺丸」が台風で転覆し、乗員・乗客約1200人が犠牲になった洞爺丸事故(1954年9月26日)。工事はその10年後に始まり、24年の歳月と6900億円が投じられる国家プロジェクトとなった。トンネルには現在、1日に特急・急行列車26本と貨物列車42本が行き交い、年間160万人前後が行き来しているが、開業当初の年間300万人には遠く及ばない。東北新幹線の新青森延伸(2010年度)と北海道新幹線の開通(2015年度)によって息を吹き返せるのかどうか、「青函新時代」はまだ手探りの状態にある。



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08年03月10日

【JR西日本】おおさか東線、3月15日開業!

おおさか東線、15日に開業=1日3.6万人の利用見込む―JR西
(2008年3月7日 時事通信)

 JR西日本は今月15日のダイヤ改正に合わせて、大阪市鶴見区の放出駅と大阪府八尾市の久宝寺駅間を結ぶ「おおさか東線」を開業する。同社は7日、車両の訓練運転を報道関係者に公開した。今後、沿線住民や抽選で選ばれた希望者の試乗会も行う。JR西の新線開業は1997年の東西線以来11年ぶり。 
 おおさか東線は片町線の放出駅と関西線の久宝寺駅までの7駅計9.2キロを約15分で結ぶ。1日67往復で、利用乗客数は放出と久宝寺を除く5つの新駅で一日計3万6000人の乗降を見込んでいる。また、関西線と東西線などを経由して尼崎―奈良間を結ぶ快速電車が乗り入れ、朝夕に4本ずつ計4往復が走る。
 同線は大阪府や周辺自治体とJR西が出資した第3セクターがJR城東貨物線を旅客鉄道用に改良する形で建設、列車運行をJR西が担当する。2011年度末には、放出から新大阪まで延伸する予定。
 新駅のうち2駅には転落防止用のホーム柵を設置したほか、新駅すべてにそれぞれの地元にちなんだ赤や黄の鮮やかなテーマカラーをホームに施した。



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08年03月03日

3月は新線開業ラッシュ!15日におおさか東線。30日に日暮里・舎人ライナー、グリーンライン(横浜市営地下鉄)

今年は鉄道新線開業の「当たり年」 3月は3路線
(2008年03月02日 asahi.com)

 首都圏と関西圏で今年3月、合計3本の鉄道の新路線が開業する。その後も新線開業は続く予定で、今年は「新線開業の当たり年」とも言えそうだ。

 東京都交通局は3月30日に、「日暮里・舎人ライナー」を開業させる。東京都荒川区の日暮里駅から足立区舎人(とねり)の見沼代親水公園駅までの約10キロを結ぶ路線で、ゆりかもめなどと同じ「新交通システム」。鉄道がなく不便な足立区西部が、一気に便利になる。平日日中は毎時上下各8本が運行される予定だ。

 同じ日に開業するのは、横浜市営地下鉄4号線(愛称・グリーンライン)。JR横浜線の中山駅と東急東横線の日吉駅の間約13キロを結ぶ。途中のセンター北、センター南の両駅で、既存の1、3号線(愛称・ブルーライン)と接続する。こちらも、日中は毎時上下各8本の運行を予定。愛称は、公募をもとに専門家が選んだ。中山と日吉を結ぶことから「なかよし線」という名前も最終選考まで残ったが、グリーンラインに決まった。港北ニュータウンの交通手段が増え、混雑する田園都市線から東横線に切り替える通勤客も出そうだ。

 ほかにも今年6月14日には、東京メトロの新線「副都心線」が開業する。池袋・渋谷間を明治通りの下を通る約9キロの新線で、池袋駅から有楽町線と同じ経路で和光市駅まで続く。ほぼ並行するJR埼京線への対抗として、急行運転が行われ、池袋駅と渋谷駅を11分で結ぶ。都心部の急行運転は、東京メトロとしては初めてだ。東武東上線、西武池袋線とも直通するため、両線の駅から新宿や渋谷に一本で行けることになり、利便性も大きく高まりそうだ。

 関西では3月15日に、JR西日本の新線「おおさか東線」が開業する。片町線(学研都市線)の放出駅と関西線(大和路線)の久宝寺駅の間約9キロが結ばれる。日中は同線内を往復する毎時両方向4本が運行されるほか、平日朝夕にはこの路線を経由して、奈良―北新地―尼崎間を結ぶ「直通快速」もできる予定だ。貨物線としてあった路線を旅客化したもので、今後新大阪まで延びる予定だ。

 また、今年秋には大阪の中心部・中之島を貫いて京阪天満橋駅までを結ぶ約3キロの新線「中之島線」が開業。京阪電鉄が運行を担うため、同社の既存路線と結ばれ、京都方面からの直通列車が走るようになる予定だ。




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08年03月02日

【三木鉄道】「ありがとう」ヘッドマーク。3月末廃止を前に。

「ありがとう三木鉄道」のヘッドマーク 廃止控え
http://www.asahi.com/life/update/0301/OSK200803010008.html
(2008年03月01日 asahi.com)

 今月末で廃止される兵庫県の第三セクター、三木鉄道(三木市―加古川市間6.6キロ)の全車両(3両)に1日、「ありがとう三木鉄道」のヘッドマークが取り付けられた。最後の営業となる31日まで、マークをつけて運行する。
 三木鉄道は1916(大正5)年に「播州鉄道」として開業。旧国鉄に引き継がれた後、85年に三木市や兵庫県などが出資する三セクとして営業を始めた。沿線住民の減少などで利用客が減り続け、同市の財政再建の一環で廃止が決まった。
 同鉄道沿線では今月いっぱい、スタンプラリーや記念駅弁の販売などのイベントがある。詳しくは三木市のホームページ(http://www.city.miki.lg.jp/)で。



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08年02月21日

【JR東海】中央リニア新幹線、1日100本10万人、東海道新幹線より1000円高く。

「東海道新幹線より数百−1000円高く…」 リニア運賃でJR東海会長
(2008年2月21日 フジサンケイビジネスアイ)

 JR東海の葛西敬之会長は20日、東京都内で講演し、2025年の開業を目指している超電導リニアによる新たな「中央新幹線」の運賃について「東海道新幹線より数百〜1000円高い程度にする」と述べた。また、座席は全席指定として、「グリーン」「普通」の区別を設けない考えを示した。
 運行態勢の目標については、「片道1時間につき10本、1日につき100本。片道で1日10万人の輸送力をつける」とし、リニアの技術を外国へ輸出するため、新会社を設立することにも意欲を示した。
 中央新幹線建設に乗り出す理由については、最高約5・5兆円あった旧国鉄時代の債務が約3・4兆円まで減ったことや債務返済の金利負担が軽くなったことから、「輸送力増強の限界が近い東海道新幹線のバイパスとして、借金返済より建設を優先することにした」と説明。
 ルートは首都圏と中京圏をほぼ直線で結び、全長約290キロに上る見通しだが、東京、名古屋の両都心部を深さ40メートル超の大深度地下トンネルとし、「全ルートの約8割が地下になる」と述べた。
 また、中央新幹線の開通による効果として、「移動時間短縮によるサービスアップ」「周辺技術の向上による製造業の競争力向上」「沿線地域の発展」などを挙げた。



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08年01月31日

【東京メトロ】【副都心線】6月14日に開業へ!

地下鉄副都心線、6月14日に開業・東京メトロ
(2008/1/31 nikkei NET)

 東京メトロ(東京・台東)は31日、池袋―渋谷間を結ぶ新たな路線「副都心線」が6月14日に開業する予定だと発表した。新設するのは、池袋駅から新宿三丁目を経由して渋谷駅までを直結する8.9キロメートル。東武東上線や西武線と直通運転するほか、2012年度には東急東横線とも相互乗り入れする予定だ。



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08年01月18日

首都圏の新線まとめ! 「日暮里・舎人ライナー」「副都心線」「グリーンライン」

首都圏に鉄道「新線」続々 空白地帯に“足”駅周辺も整備で活気
(2008年1月18日 産経新聞)

 首都圏では今年、鉄道の新線や新駅が相次いで開業し、鉄道ネットワークの整備が一気に進みそうだ。東京では3月に下町の足立区を走る「日暮里・舎人ライナー」がお目見え。6月には東京メトロの「副都心線」が続く。新線の開通に先立ち、駅周辺では大型百貨店が全面改装に取りかかるなど、街も様変わりし始めている。

 鉄道の「空白地帯」だった足立区西部の住民にとって、日暮里・舎人ライナーの開業は20年来の悲願だった。
 近藤やよい区長は「開通をきっかけに街の魅力に磨きをかけたい」と歓迎する。
 荒川区の日暮里から足立区の見沼代親水公園まで、高さ10メートル以上の高架を走る。バスで40分はかかっていた両地点を、半分の時間で結ぶ。
 同ライナーの舎人駅近くに住む不動産業、小金井寛さん(64)は「『陸の孤島』で都心に出るのに1時間半かかることもあった。30、40分に短縮されるのは大歓迎」と笑顔を見せる。
 「ゆりかもめ」と同じ新交通システムを採用。コンクリート製の軌道上を騒音や振動を抑えるゴムタイヤの車輪で走る。
                   ◇
 「東京エリアでは最後の地下鉄」といわれる副都心線は、明治通りの下を通り、道路の渋滞緩和もねらう。
 開通で、東武東上線や西武有楽町線・西武池袋線との相互乗り入れが行われ、埼玉方面から池袋で乗り換えずに渋谷まで行ける。副都心線の渋谷駅に4年後、東急東横線が乗り入れると、都心を縦断して埼玉と神奈川を結ぶ大動脈ができる。
 池袋の地下鉄駅構内には、現在は東京メトロの表参道にしかない駅地下の商業施設「Echica(エチカ)」が来年度中にオープン予定。東武百貨店池袋店でも駅の出口につながる地下フロアの全面改装などに乗り出しており、「街は今まで以上に元気になりそう」(東京メトロ広報部)。
 副都心線の新宿三丁目駅から自由通路でつながる新宿高島屋は開通に向け、昨春に店内を全面改装した。
 副都心線の渋谷駅周辺では東横線の乗り入れに先立ち、来年春には東急文化会館の跡地で高さ188メートルの複合ビル建設が始まる。ビル内には国内最大規模のミュージカル劇場もできる。
                   ◇
 横浜市では市営地下鉄「グリーンライン」が3月に開通。首都圏では都営大江戸線に続き、リニアモーター方式を採用した。JR横浜線の中山駅と東急東横線の日吉駅間を走り、沿線にはベッドタウンの港北ニュータウンが広がる。港北ニュータウンに住む音楽家、岩室晶子さん(47)は「センター北駅から日吉まで2回乗り換えて30分以上かかったが、約10分で行ける」と開通を心待ちにしている。
 6月をめどに、東急が目黒線の終着駅を武蔵小杉から日吉に延伸すると、ニュータウンからグリーンラインに乗り、日吉経由で都心へ向かうことができる。

 このほか、埼玉では3月、越谷市のJR武蔵野線に新駅「越谷レイクタウン駅」ができる。それに合わせ、駅周辺では500戸の大規模マンション建設などが進んでおり、今秋にはイオンが国内最大級の広さ(34万平方メートル)のショッピングセンターを出店する。



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