7月16日に発生した新潟県中越沖地震において被災された方々におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。
上記地震の影響で、鉄道関連でも、信越線の青海川駅付近では大規模な土砂崩れが発生、また、柏崎駅では列車が横倒しになり脱線するなど、大きな被害が出ています。被災地域の一日も早い復興を祈念いたします。
<7月17日現在で不通区間>
信越本線 犀潟ー宮内間
越後線 柏崎ー吉田間
全面復旧には相当の時間を要すると思われます。
(7月18日追記:不通区間は変わりません。越後線、吉田〜出雲崎駅間でバスによる代行輸送が行われるそうです。)
----------------------
余震警戒で鉄道・道路の復旧難航、高速道の一部は開通
(2007年7月17日:読売新聞)
地震発生から一夜明けた新潟県柏崎市など被災地では17日、鉄道や道路などライフラインの復旧作業が始まったが、依然として大規模な余震の恐れもあり、作業は難航している。
JR東日本によると、信越線は、日本海岸を走る上越市の犀潟(さいがた)駅から長岡市の宮内駅間で、不通の状態が続いている。
信越線は、柏崎市内などでレールが所々でゆがんでいるのが新たに見つかった。大規模ながけ崩れで線路が土砂に埋まった同市の青海川(おうみがわ)駅では、土砂の崩落が続き、作業員が近寄れない状態。柏崎駅構内で脱線、大きく傾いた電車は、大型クレーンで車両をつり上げる方針だが、余震の揺れで転覆する恐れもあり、作業のめどが立っていない。
信越線の上越、長岡市などの区間は安全が確認されたため、17日始発から長野、新潟方面への運行を再開した。
路面に段差ができて一部通行止めになっていた北陸自動車道は復旧作業が進み、17日午後1時現在、通行止め区間は柏崎市周辺の上下区間だけになった。
長岡、上越市の国道116号など12か所で通行止めになっていた国道は、17日未明までに8か所が開通。長岡市の国道8号など4か所は被害が大きいため、通行止めは終日続く見通し。
一方、携帯電話は17日も通信障害が続き、同日正午現在、柏崎市を中心にソフトバンクモバイルの基地局8局、NTTドコモの13局、KDDIの1局で通話やメールの送受信ができない状態という。固定電話は17日未明に復旧した。
また、新潟県内の小中高校は17日、64校が臨時休校。同県と長野県では、158校で壁の亀裂やガラスの破損などが見つかった。
鉄道ブログランキングをチェック!
posted by train news at 19:39
|
Comment(1)
|
TrackBack(0)
|
運行・運休情報