(2008年5月12日 読売新聞)
◆15日に運行
三陸鉄道は15日、今シーズン2度目となる春の特別列車「花見かき列車」を運行させる。4月の運行では、「貝毒」の風評懸念により宮古湾特産のカキを提供できなかったためで、「今度こそは、車窓の景色と一緒に旬のカキを堪能して欲しい」とPRしている。
花見かきは、宮古湾でとれる大粒の養殖カキで、宮古湾に春の訪れを告げる海の幸。同社は2006年から、旬の花見かきを味わってもらう特別列車を1日限定で走らせている。
今年は、先月23日の運行当日に、宮古湾でホタテ貝から貝毒が検出され、花見かきの代わりに急きょ「焼きイカ」を振る舞った。「貝毒という言葉の響きが、安全なカキへの不安もかき立ててしまう」(同社)との配慮からだったが、定員一杯の予約客80人のうち10人が安全性に不安を覚えるなどしてキャンセルした。
乗客からも「カキを食べられなくて残念」などという声が多数寄せられ、特別列車の再運行を決めた。4月の運行と同様、15日は北リアス線宮古―小本駅間をレトロ調の列車で2時間かけて往復。花見かきは田老駅ホームに用意される。
定員40人。料金は、運賃のほか飲み物やおつまみも付いて大人3700円(小学生以下2500円)。13日までに同社(0193・62・8900)へ申し込む。
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