(2007年8月9日 毎日新聞)
◇あす全体整備構想検討委
JR東海道線大船―藤沢駅間に「村岡新駅」を作り、藤沢市村岡地区と鎌倉市深沢地区のまちづくりを進めようと、両市や国土交通省、JR東日本など6者が全体整備構想検討委員会の初会合を10日開く。
新駅予定地は藤沢市側にある旧国鉄「湘南貨物駅」跡地で、線路北側は同市開発公社が所有し、南側は民有地。貨物駅が85年に廃止されて以来、地元は市議会などに旅客駅設置を請願してきた。しかし市の計画作りに反対する住民の反発や予定地周辺の企業の動向が不透明だったことから計画は足踏み。駅北東にある 武田薬品が新研究所開設を表明したことなどを受け、再び動き出した。藤沢市は10年度までに周辺のまちづくり計画をまとめる考えだ。
鎌倉市も新駅構想をにらみながらまちづくり計画の検討や用地取得を進めてきた。特に整備対象地域の半分を占めるJR大船工場が昨年廃止され、動きが加速した。
新駅が設置されると、商業ビル建設などによる昼夜間人口の増加、藤沢・大船駅周辺道路の混雑緩和につながると期待されている。地権者でもあるJRはまちづくり計画の進展とともに東海道線全体の輸送力への影響も見極め、新駅設置の是非を判断するとみられる。
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