(2011/9/5 毎日新聞)
◇2案公表
地下鉄7号線(埼玉高速鉄道)を浦和美園駅から東武・岩槻駅まで延伸する計画について、さいたま市が初めて総事業費を試算した。駅周辺の街づくりの仕方により、1020億円と1100億円の2種類の結果が出た。延伸検討委員会で公表した。
市は延伸のための鉄道敷設費や駅の建設費を約770億円と改めて算出。岩槻区内に検討している中間駅設置に伴う周辺の開発費用を加えた。
中間駅周辺の街づくりの開発パターンとして、企業や学校などを誘致する「開発型」、主に住宅が並ぶ「居住型」の2種類を提示した。
開発型では、鉄道利用者が1日あたり600〜1200人で、事業費は約250億円。居住型では鉄道利用者を約1200人とし、事業費として約330億円を見込んでいる。
街のイメージとしては▽自然エネルギーを活用した環境都市▽高齢化に対応した健康都市▽自然を生かして健康と環境に対応した都市−−の3案を掲げた。
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