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11年08月09日

【リニア中央新幹線】長野県内の中間駅案を公表

リニア中央新幹線 高森・座光寺付近に飯田駅案
(2011/8/9 minamishinshu.jp)

 飯田下伊那地域に設置するリニア中央新幹線の県内駅について、JR東海は5日、飯田市座光寺―高森町下市田付近を候補とする位置案を提示した。飯田市や南信州広域連合が求める現飯田駅併設も参考案として示したものの、3キロの路線延長、500―600億の費用増が必要で困難とする見方を示した。今後、関係自治体と調整しながら絞り込む。飯伊側の評価に注目が集まる。

 発表を見送っていた県内分の環境配慮書を提示。同社の金子慎専務ら幹部が長野県庁を訪れ、阿部守一知事に説明した。
 ルートは大鹿村役場の東部と中津川市山口付近を結ぶ3キロ幅のほぼ直線的な線形で、中間駅の位置は下市田―座光寺地区を中心とする直径5キロのエリアで示し、「天竜川右岸平地部(河岸段丘の下段)に設置する」とした。
 現飯田駅併設の場合のルート案も検討対象案として示し、路線が3キロ、工事費で500―600億の増が予想されるなどとした。
 県内駅をめぐっては、地元が地域づくりの観点や新たなインフラ整備の難しさなどを理由に中心市街地にある現飯田駅への併設を求め、既存交通網の結節点としての優位性を掲げてきた。
 一方、JR東海は最短距離で県内を通過するルート設定を見込み、「造りやすいところにつくる」との観点から高森町内への設置を想定。「現飯田駅より北になる」などの発言を漏らし、想定しているルートの青写真を示唆していた。
 飯伊は、想定されていたルートの線上に飯田市の水源地があることを問題視。回避を求める形でルートの南下を促し、現駅併設での決着を目指してきた。
 水面下で進められていた調整でJR東海は段丘上にある現駅への併設は高低差などを理由に「路線設定上、望ましくない」とする姿勢を崩さなかったとされ、環境影響評価のスケジュールを踏まえて公表に踏み切った。
 座光寺―下市田地区は現飯田駅より直線でおよそ5キロ北東。地区内にある元善光寺駅へはJR飯田線飯田駅から10分ほどの距離だが、段丘上にある中心市街地とは都市の連続性がない。地区内には高岡第一号古墳などの史跡があり、土地収用の難しさを指摘する声もある。
 ルート枠の南限に路線を敷いた場合、水源地域の大部分を回避できる可能性もあり、加えて市の直接投資が可能な市内への設置が見込めるため、今案を容認する声も広がると見られ、現駅併設を掲げる飯田市の判断に注目が集まる。
 JR東海は、2013年に完了する山梨実験線の延伸工事に続き、14年にも着工したい考え。環境影響評価は鳥類の営巣活動など季節的影響を受けることから、今冬の着手を目指すJR東海は「9月中にも申請手続きをしたい」としている。


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posted by train news at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 廃線/新設
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