(2009年2月6日 信濃毎日新聞)
長野商工会議所(長野市)は、北陸新幹線の長野―金沢が2014年度に開業を予定するのを受け、北陸新幹線の通称を「長野北陸新幹線」とするよう関係機関に働き掛ける要望活動を始める。5日の同商議所新幹線対策特別委員会が、09年度事業に盛り込む方針を決めた。沿線自治体やほかの経済団体などにも連携を呼び掛けている。
1997年に開業した東京―長野間の正式名称は「北陸新幹線」だが、JRの表示や時刻表などでは通称の「長野新幹線」が使われている。延伸後も「長野」を名称に残すことで、利用者に長野県内を経由する新幹線であることをアピールする狙い。ただ、開業当時は北陸沿線から「長野新幹線では延伸に悪影響が出る」と反発があった経過も。他地域の反応はまだ見通せていない。
委員として出席した伊藤泰司・JR東日本長野支社長は、現在は北陸まで行かないため、誤解を生じないように―との配慮から「長野新幹線」を使っていると説明。延伸後の通称について、上越(仮称)駅以西を運行するJR西日本との協議は進んでいないとした。一方で、「北陸新幹線は長野県内を約百キロも走る。『長野』を残す運動は必然」とも述べ、要望活動には理解を示した。
このほか、延伸対策としてJR長野支社の機能の充実強化を求めていくことや、並行在来線問題で新潟県上越市側などとの合同研究も進める方針を確認。岩本弘委員長は新幹線延伸対策について「ピッチを上げ、具体的な取り組みを進めていく」と述べた。事業は3月の通常議員総会で正式決定する。
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北陸に住んでる私にとっては、長野という名前はつけて欲しくないですね…。
自分のとこだけでやってて、というか…。
とりあえず、他県を巻き込むのはやめてほしいです。
定着する1年後には「北陸新幹線」というのは既定路線でしょうね
長野行新幹線が長野新幹線になったのと同じ道をたどるでしょう