(2008年12月4日 毎日新聞地方版)
第三セクター「くま川鉄道」(厚地洋一社長)は「おかどめ幸福駅」(あさぎり町)の駅名の命名権(ネーミングライツ)を、厚地社長が経営する人吉市の衣料品販売店「クローバー」に売却した。人吉駅(くま川鉄道部分)の命名権も錦町の不動産開発会社と交渉中で、近く契約がまとまる見込み。同鉄道は他の12駅の命名権も売却する。駅名の命名権販売は九州では平成筑豊鉄道(福岡県)に次いで2社目という。
くま川鉄道は、球磨焼酎酒造組合(人吉市)に全駅名の一括購入を打診したが、交渉が不調に終わった。このため、厚地社長が自ら第1号の購入に名乗りを挙げた。新駅名は「ファッションハウスクローバーおかどめ幸福駅」で、駅のホームに新駅名の表示板を設置した。
契約は09年4月から3年。スポンサーが払う広告費はおかどめ幸福駅が月2万円。人吉駅は月7万円で、他駅は乗降客数に合わせて月1万〜5万円で販売する。
列車の自動放送も企業名などを冠した駅名に切り替えるが、全国で販売される時刻表は多額の費用がかかるため、変更しない。
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