(2008年11月29日 asahi.com)
JR九州(福岡市)は12月末で全線廃止される宮崎県の高千穂鉄道を走るトロッコ列車2両を年内にも購入する。改装したうえで、来秋にも日南線(南宮崎―志布志)の宮崎県内の路線などを観光列車として走らせる考えだ。
トロッコ列車の車両は03年に導入。整備すれば使えることから、JRに有償での譲渡を持ちかけていた。日南線などで運行するには改装費がかかるため、譲渡額は両社で話し合って決める。
ほかの車両のうち2両は解体されるが、高千穂町と宮崎県日之影町にそれぞれ2両、阿佐海岸鉄道(徳島県)に1両を無償譲渡。保守点検車両1両は南阿蘇鉄道(熊本県高森町)に有償譲渡される。
高千穂鉄道は第三セクターが89年に旧国鉄高千穂線を引き継ぎ、延岡―高千穂の50キロで観光用トロッコ列車などを運行してきたが、05年の台風で大きな被害が出て運休。復旧のめどが立たず、廃線を決めた。
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